さあ、土佐土佐対決です

 平日の真っ昼間に、高校野球観戦三昧できるのですから、塾経営という人生の選択をしてほんとうに正解でした。

 土佐塾高-高知東工高、高知高-高知東高、檮原高-岡豊高の3試合を見て、じっくりと他校の偵察をして、分析をさせてもらっています。猛暑だろうが、酷暑だろうが、毎日の釣行(つりぎょう)で鍛え抜いた体力と精神力で吹き飛ばすのです。

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 塾高と東工の試合は、ややレベルが低く感じました。高知東高と岡豊高は、投手力があり、守備も巧く、打線も力強くて、土佐のゾーンに入ってこなくて本当にラッキーと感じました。力は両校とも土佐よりは上に思えます。

 高知高は、緻密さが無く、プレーが雑です。無用の失策、四球。これでは粘っこくしたたかな明徳義塾高を打ち破るのは難しいですね。甲子園を狙うチームにしてはいまだに完成度が低く、東には辛うじて勝ちましたが、岡豊戦や、高知商、中村高あたりとの対戦となると厳しいかもしれませんね。

 檮原高は、相手の送りバントの処理を何度もミスして、エースの足を引っ張り、みすみす流れを手放しました。塾OBのS君は、マックス119㎞ですが、マウンド度胸はあり、堂々と胸を張ってのナイスピッチングでした。3年間、お疲れさまでした。楽しませてもらえました。有り難う!

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 さて、いよいよ明後日はベスト4進出をかけての土佐・土佐対決。私が見る限りでは、投手力、守備力、攻撃力いずれも、土佐に分があると感じます。

 土佐塾サウスポーエースの河邑君は、マックス125㎞。打ち頃の球速ですし、コントロールにやや難があるので、好調土佐打線は、序盤に攻略して試合の流れを呼び込みたいものです。

 甲子園に出るためには、残り2試合は異様に険しいので、横田投手は温存で、井下~中口君の継投で乗り切ってほしいと願っています。塾高打線は、パワフルではなく、やや小粒ですから、二人でぴしゃりと抑え込んでほしいですね。

 まさか、シード校として不覚をとることはないと信じています。でも、塾高は格上に対して、挑みかかってくるでしょうから、油断は禁物。気魄で上回り、快勝で準決勝に駒を進めてもらいたいと切望してます。