自主的・意欲的な練習

 センバツ高校野球は、明日が決勝戦習志野高と東邦高の対戦はハイレベルの試合ですから、楽しみです。

 春季四国大会高知県予選は、本日決勝戦が行われ、明徳義塾高がぶっちぎりの優勝です。秋には準決勝で敗れた高知高(8-10)にきっちりとリベンジ。決勝でなければ、8回コールドの11-4の圧勝です。

 秋の悔しさをバネにして、冬季の厳しい訓練を目的意識の高い積極的自律的な練習にして、飛躍的にチーム力をあげてきたことがうかがえる試合ぶり。たいしたものです。

 明徳 11 - 4 高知

 明徳 13 - 3 小津 (6回コールド)

 明徳 11 - 1 高知工 (6回コールド)

 明徳 10 - 0 安芸 (5回コールド)

 明徳 10 - 3 中央 (8回コールド)

 ひるがえって、土佐高。秋には、明徳義塾高と3位決定戦を戦い、善戦したのですが…。一冬越えてのチーム力の成長ぶりがほとんど、いや、まったくと言ってよいほど見られなかったのは残念至極です。

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 公立校の高知西高に、3-6のダブルスコアでの敗戦を喫してしまいました。その不甲斐ない試合ぶりは、土佐高ファンとしては残念な情けなさ。集中力に欠けた、緻密で精度の高い土佐高野球とは程遠い内容だったことは、大いに反省の余地ありです。

 スクイズサインの見落とし、タイムリーエラーとなる外野手の落球、相手スクイズを外したにもかかわらず暴投により失点…。投手力、守備力、打力ともに冬に鍛え抜いた成果が見られなかったのはいったいどうしたことでしょうか。

 主体的、積極的な練習ができているでしょうか。「やらされる野球」・「命令されて嫌々やる野球」では伸びませんからね。

 土佐高が敗れた高知西高は、高知高に0-16(5回コールド)で完膚なきまで叩き潰されました。放った安打はたったの1本。その高知高が、明徳義塾高には二ケタ得点を奪われるボロ負け。

 秋の時点では、明徳との差はそれほどには感じられなかったのですが、現時点は雲泥の差、いや、月とスッポンになっている感は否めません。

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 県体をはさんで、夏の選手権大会までは残りあと3ケ月半。新入部員に頼るようでは、情けないので、新高2・高3の部員の皆様は、春初戦敗退の歯ぎしりをするほどの、地団太を踏むほどの悔しさを忘れず、自主的・意欲的な練習に打ち込んでくださいね。

 心から応援しています。

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