夏の選手権・四国勢、あえなく4連敗

 今治西  0 - 6  早稲田実西東京

 鳴門   2 - 8  九州産大(福岡)

 明徳   3 - 4  敦賀気比(福井)

 藤井寒川 4 - 10 健大高崎(群馬)

 四国勢、あえなく4連敗。1回戦にて全滅で、全校が姿を消しました。

 明徳義塾は、これまで初戦敗退が無かったため、高知代表が明徳の場合は、4連敗は無かったことになりますから、この4校全部が初戦敗退の記録は、前はいつだったのでしょうか。

 かつては、野球王国四国と呼ばれ、上位進出を果たすチームを多数輩出した時代があったことが、はるか昔のことのように思えます。四国勢同士の決勝も数回ありましたが…。

 レベルの下がった四国勢は、今や四国外の対戦相手にとっては「安全牌(ぱい)」的存在かもしれません。明徳義塾以外は…。

 そう思わせられるほどの、今夏の、一方的な大差をつけられての完敗ぶり。中国地方のチームの中では、広島新庄下関商が見事1回戦を突破していますから、来年春のセンバツ甲子園の「中四国枠5」の割り振りは、中国3:四国2で決定の感があります。