甲子園への試金石 2015年 8月24日

 土佐高校、新チームの公式戦、初戦突破、まことにおめでとうございます。バランスのとれた、安定の戦いぶり、試合運びで、旧チームの選手権での室戸高・中央高戦の経験と自信が選手たちの心の財産となっていることを感じました。

 連日の野球観戦および、土佐高OBの教職員会の飲み会での気苦労の疲れもありましたが、家でじっとしていることができず、気合いれまくりで、高速道路を使って高知球場入り。なんと、20分も試合開始が早まって、高速を使ってラッキー!とひとりほくそ笑みました。

 土佐の試合の際には、試合前のノックの時から見たいのです。

 次の高知商業戦が、甲子園への試金石になります。今のチームの実力を確かめ、経験と自信につなげるとともに、これからの課題や強化すべき面を浮き彫りにしてほしいと願います。なにより大切なのは、やはり、強敵を打ち破っての勝利の味を知り、勝つことで強くなることだと考えます。

 粘り強く、泥臭い、堅実そのもの土佐高野球で長年の宿敵・市商に競り勝ち、秋の四国大会への足掛かりにしてもらいたいと熱望します。

 新エース松原君の「面構え」はなかなか良いです。負けん気の強い左腕投手に踏ん張ってもらい、強敵に堂々と立ち向かい、数年前の選手権での森岡投手の明徳戦での快刀乱麻を断つ2安打ピッチング、新人戦で明徳を完封した林君の域に達してほしいと願います。