「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ 良寛」的土佐高のナイスゲーム

 パワフル中央高打線に対して、土佐高投手陣の被安打数は、9回で14本、12回で22本。サンドバッグになったようにクリーンヒットを浴びても、好守備に助けられて踏ん張り、土俵際に追い詰められても驚異的な粘り腰を見せる土佐の選手たちの戦いぶりは見事でした。

 良い所も悪い所もすべてさらけ出し、全力で戦い抜いての結果ですから、土佐高の選手諸君には胸を張って合宿所に、グラウンドに、学校に、そして、我が家に帰ってほしいです。気魄の横溢した、けっして諦めることの無い、存分の戦いぶり。その敢闘精神に拍手喝采です。良寛さんの「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ」の句を思い浮かべさてくれる土佐高選手の皆様の天晴れなるナイスゲーム!

 勝負は時の運。紙一重で勝利の大魚を逸しましたが、土佐ファンの胸を熱くする素晴らしい、気力に満ちた素晴らしいナイスゲームでした。「ればたら」は、いくらでも言えますが、今は、

「お疲れ様。」

「立派な戦いぶりでした。」

「土佐らしい気魄にみちた好ゲームでした。」

紙一重のスリリングな試合の興奮と感動をありがとう。」

「難敵相手に、勝利寸前まで追い詰めた戦いぶりに自信と誇りを持ってください。」

「ゆっくりと体と心を休めて、それぞれに次なるステージへのスタートを切ってくださいね。」

 これらの言葉しか出て来ません。

 午後6時30分から、塾のお仕事の「保護者面談」が始まりますので、試合のレポートおよび、「ればたら」の分析は、夜中か、明日早朝に行いたいと考えています。朝の9時前から球場に乗り込み、相手校の偵察と分析のため第一試合から観戦し、土佐が登場する第二試合は延長戦に熱戦になったため、春野球場からの帰宅は、塾の始業時刻ぎりぎりになってしまいましたよ。