「エンジョイ・ベースボール」の秋

 昨秋の秋季四国大会でベスト4に進出した我らが土佐高が、今春の選抜高校野球に一般選考され、甲子園で純白のユニフォームが躍動する姿を見せてもらえまし。

 春はそれに続き、東京6大学野球春のリーグ戦では、立教大学の野球健児たちが神宮球場で活躍し、勝ち点4同士で明治大学と覇権を争う健闘を見せて立教ファンを楽しませてくれました。

 プロ野球では、広島カープが25年ぶりにセ・リーグで優勝を飾ってくれ、カープファンの長年の夢を叶えてくれました。

 高校野球大学野球プロ野球ファンの私としては、贔屓(ひいき)のチームが目を見張らされる躍進を披露してくれて興奮・歓喜・感激の連続だった2016年は、我が野球応援人生でも特筆される一年となっています。

 その総まとめの秋。これから応援も佳境に入ります。

 今週の土曜・日曜は、土佐高は秋季四国大会出場権をつかむための2連戦。私としては、準決勝・決勝を見たいのですが、最低、準決勝で躍進著しい中村高に敗れても3位決定戦で勝ってくれれば、出場権は確保できるのでOK。2戦中1勝を最低限の目標、いや命懸けで成し遂げるノルマとして必ずや達成してほしいです。もちろん、熱血応援に春野球場に馳せ参じますからね~。

 立教大学は、今シーズンも調子良く、法政大学と早稲田大学から勝ち点を奪い、4勝1敗。優勝候補筆頭の明治大学は、現在6連勝で首位をひた走りますが、今シーズンこそ明治を打ち破り、立教大学校歌を高らかに謳い上げたいです。土佐高が戦っているのと同じ日程で、東京大学と戦いますから、手堅く勝ち点を奪い、明治戦前の慶應義塾大学戦に臨める態勢を整えてほしいものです。

 広島カープは、10月12日(水)から、クライマックスシリーズ・ファイナルステージがあり、日本シリーズ出場権をかけて戦います。

 私としては、ファーストステージで読売ジャイアンツDeNAを破って勝ち上がってきてくれたほうが、カープの応援に熱が一層入ります。なにせ、アンチ阪神・巨人として過ごした年月は長いので、アンチ巨人としては年季が入っていて、何としてもカープにはジャイアンツを打ち負かして堂々と日本シリーズには進出を決めてほしいのです。

 試合はすべてマツダスタジアムセ・リーグの覇者の広島にはアドバンテージとして1勝が与えられた上に、ホーム球場で全部の試合を戦える有利さがあります。願わくば、3連勝で巨人を一蹴し、すんなりと日本シリーズに駒を進めてほしいです。