明後日は、土佐高の準決勝

 気合が入りまくり、闘魂ほとばしり、夢の中でも毎晩、試合を熱烈応援しています。いわずとしれた、二日後の高校野球準決勝戦に向かっての興奮状態。

 自分が試合をするわけではないのに、このハイテンションのファイティングスピリッツが溢れんばかりになってくるのです。

 秋季四国大会の、ひいては春のセンバツ甲子園の懸かった重要な一戦に対する強い思いがこぢゃんと強く、土佐高野球部の戦う姿を思い浮かべるだけで、釣りをしている最中も、食器を洗っている最中も、塾の授業中でも、武者震いをしてしまいます。

 中村高に勝つと、四国大会出場は決定。しかも、2位以上での出場です。

 敗れたとしても、3位決定戦が残っており、崖っぷちに追い込まれ、追い詰められた状態から押し戻し、最後の出場枠をもぎとってもらうために、さらに気合の入った熱烈応援をすることになることでしょう。昨年はそうでした。準決勝の相手が、明徳義塾高でしたからね。

 今回は、シード校の高知高を破った、夏・秋と連続して躍進中の中村高との大切な試合となります。中村高とは、旧チームも2度、秋に戦い、いずれもコールドで勝ちました。

 ただ、四国大会の予選の方は、一つ間違えれば、逆の試合展開になり、コールド負けを食らったかもしれない危うい戦いだったことは、自分で記した「観戦記」を読み返すと詳しく述べられています。

 今夏の選手権でも、高知中央高に競り勝てていれば、三度目の勝負になっていたのですが…。中央に惜敗し、三度目の戦いは、持ち越しとなって、新チームが両校とも勝ち上がって秋の大会で実現しました。

 中村高が、「三度目の正直」でリベンジを果たすことになるのか。それとも、「二度あることは三度ある」で、土佐が返り討ちにするのか。興味が尽きない試合です。

 準々決勝は、春野球場で実際に両校の戦いぶりを観戦しました。投手力は、土佐高の尾崎君がやや上、守備力は互角、打力は中村高に分があります。総合力としては、互角と見ました。実力伯仲の両校の対戦は、決勝進出、つまり、すんなりと四国大会出場権を獲得するための絶対に負けられない重要な一戦。

 選手のみならず、応援する保護者や生徒たちにも熱が入ろうというものです。もちろん、熱く燃えまくっている土佐命の中年親父もここにいますからね。

 フレ~、フレ~、土佐高~。「冠する土佐の名に叶え~!」ですよ~。




 アーカイブス・「土佐高、気魄の逆転勝利!」

 ※2015年秋季四国大会高知県予選2回戦・中村高VS土佐高

  http://8507.teacup.com/keita/bbs/7562



 ※2015年新人戦(選抜大会)の過去ログより抜粋

『 高校野球の新人戦。土佐高は公式戦初戦のすべり出しは上々、いや、上等です。投・攻・走・守すべてに、新チームとしてはよくまとまっています。西内監督様が、秋の大会をにらんで、旧チームの最後の選手権への練習・訓練と並行して、新チームのことも考えて次チームの戦力の底上げを図っていたことをうかがわせてくれる試合内容でした。

 中村高に、8回サヨナラコールドの8-1で完勝。投手・攻撃陣の力に大差はありませんが、守備力で土佐に一日の長がありました。堅守を誇るチームに鍛え上げ、接戦をものにしていく精神力の強いチームに育ってほしいですね。例えば、選手権での室戸高・中央戦、後輩の土佐中の戦いぶりが貴重な財産であり、模範となると思います。』