今日は高校野球話です

 高知県地方は大雨に強風の春の嵐でしたが、東京にはまだ低気圧の影響はないようで、東京6大学野球は行われました。

 ドキドキしてネットを開くと、2-0で立教大学が法政大学に完封勝ち。勝ち点を上げました。上々のスタートで、これからが楽しみです。それにしても、かつては常勝を誇った法政大学が、開幕から勝ち無しの4連敗。いったい、チーム状態はどうなっているのでしょうか。

 プロ野球・東京6大学野球と野球の話題が続いている流れで、ついでと言ってはなんですが、高校野球にも触れたいと思います。

 春の四国大会高知県予選は、プレチャレンジマッチで、春のセンバツ甲子園出場の2校が対戦。秋には決勝で中村高に0-2と敗れた明徳義塾高が、見事リベンジ。7-1の一方的な展開で快勝。

 順位戦のチャレンジマッチは、決勝で3-2と高知中央高に競り勝った高知高と明徳義塾高のライバル対決。夏の選手権を占う注目の一戦でしたが、6-2と明徳の楽勝です。

 しかも、明徳のマウンドで学園打線の前に立ちはだかったのは、エースの北本投手ではなく、2年生の市川投手。彼は高知県内、高知市の中学出身です。いよいよ明徳1強時代は盤石のものとなり、明徳以外の高校が夏の甲子園に出場する機会はますます減りそうです。

 頑張ってほしい我らが土佐高。春季は、初戦の土佐土佐対決で、土佐塾高に6-8と苦杯を喫しました。その負け方がまた情けないことこの上ありません。一冬越えて鍛え上げられたはずの、秋には敗戦の要因となった内野守備陣が、成長の跡を見せられない3
失策。腰痛の尾崎君頼みの投手陣は、四球の嵐で自滅状態。

 土佐塾高が強くて負けたのではないところが、歯がゆくてたまりません。その証拠に、土佐塾は、次戦で岡豊高に5回コールドの0-10の完敗。その岡豊高にしても、準決勝で高知高に2-11の7回コールドで大敗を喫します。優勝の高知高は、さらに強い全国トップクラスの実力を誇る明徳義塾には歯が立たない。

 う~む、土佐高の夏の甲子園への道は果てしなく遠いいばらの道だとしか考えられません。

 しかし、土佐命の熱血応援団として、必死カッパの応援をする情熱はいかさかも冷めていはいませんよ。弱ければ弱いほど、応援のし甲斐があるというものです。次は県体、そして、本番の夏の選手権。選手の皆さんには青春と若さのすべてを傾けてチームの勝利を追い求めてもらいたいですし、熱烈応援の私は土佐勝利にわずかでも貢献できるように、応援に中年の命を懸けて球場に駆けつけて叱咤激励の声援を送り続ける心算です。

 命を懸けてとは大げさに聞こえる表現ですが、甲子園をかけた試合での接戦ともなると、心臓バクバク、血圧が上がり過ぎて、卒倒しぶっ倒れるリスクもあるのですから、命を賭してと言っても過言ではないのです。