大学選手権、立教2連覇を見たかったのですが…

 第67回全日本大学野球選手権大会が、今日開幕しました。6月11日(月)~17日(日)(雨天順延)神宮球場・東京ドーム開催です。

 今日の東京は雨天で、神宮の方は順延となりました。東京6大学代表の慶應義塾大学は、「第3日 6月13日(水)16:30神宮球場第4試合 2回戦  日本文理大学苫小牧駒澤大学の勝者との対戦」となっています。

 最近は、関東や関西ばかりでなく、九州や北海道・東北など地方の大学もたいへん強くなり、優勝争いにからんできますから、慶應とて楽勝で上位進出とはならないことでしょう。実際、昨秋の神宮大会では、慶應は初戦敗退でしたからね。秋のリベンジで、東京6大学代表の名に恥じない戦いを本拠地の神宮で披露してほしいですね。

 昨年の今頃は、母校・立教大学の59年ぶりの快進撃で、土佐の高知で快哉をあげる日が続きました。ミラクル立教で接戦をことごとく制し、あれよあれよというまに決勝まで勝ち上がり、大学日本一となってくれました。

 春になったばかりの頃は、想像だにしなかった出来事に、夢ではないかと思いました。

 2連覇を狙ってほしかったのですが、春季リーグ戦は惜しくも2位。中盤から終盤の慶應・明治戦で、初戦をエース田中誠の巧みな投球でいずれも先勝しただけに、2カード連続2戦3戦連敗で勝ち点を落としたことが響きました。

 慶応か明治にいずれかに、第2戦以降の4戦で「1勝」できていれば、東京6大学の天皇杯獲得となっていたので、こぢゃんと惜しいですし、悔しいです。それだけ、6大学の優勝争いは熾烈で厳しいということですが…。

 慶応義塾大学の応援をしますが、やはり昨年ほどの興奮やスリリングさや感動は味わうべくもありません。なにせ、慶應は母校でないばかりか受験すらしていないのですから、受験して一応合格通知をいただいた法政大学や早稲田大学に対する思いとは格差があるのです。

 慶太塾と慶應義塾は、慶と塾の字が共通しているので、私は慶應出身と勘違いしてもらえる有り難さをおぼえるケースがままありますが、本当はまったく関係がないのですね。

 どちらかというと、受験で不合格だった明治とともに、立教の優勝を阻んでくれるにっくき相手だけに、今は苦々しい好敵手という存在なのですね。でも、応援は一応行います。

 今回は、中四国では最難関の国立大学である「広島大学」が35年ぶりに出場しているので、広島カープつながりでここにも力を入れて応援をしたいと考えています。