伊野商と高知西高の勝者との対戦

 今シーズンの土佐高の戦力から見て、ベスト4に勝ち上がるには最高のくじ運に恵まれました。これで準決勝まで行けなかったら、本当にがっかりです。

 春季と県体でポイントを稼いで、際どくシード権を獲得できた土佐。シード外でも実力校の中村高・小津高は避けたいと願っていたところ、思いは通じて見事別ゾーン。

 1回戦はなくて、2回戦で、伊野商と高知西高の勝者との対戦です。どちらもけっして弱くはない県内では中堅レベルのチーム。春季での高知西高との際どい勝負は印象に残っています。強力打線は手強い相手。

 でも、土佐高は甲子園を本気で目指して、実績のある土佐中からのエスカレーター組と素質のある素材がたくさん居る高校からの入部組とで切磋琢磨しているチーム。

 グラウンドや学校のバックアップ、予算の面などで優遇され恵まれた環境にあるだけに、なんとしても「初戦敗退」だけはしてほしくないです。

 準々決勝は、高知農・土佐塾高・海洋高・東工のいずれか。どのチームも、ポイントランキングでは下位に位置しているので、よもや不覚をとることはないと予想します。

 7月16日 2回戦・春野・第3試合。

 7月22日 準々決勝・春野・第2試合

 7月25日 準決勝・春野・第1試合

 7月26日 決勝・春野

 日程的にも最高。2回戦・準々決勝を継投で無難に勝ち上がり、準決勝では、土佐エースの横田投手の一世一代のピッチングで、優勝候補筆頭の明徳義塾高打線をきりきり舞いさせ、市川投手から虎の子の1点をもぎ取って、1-0で競り勝ち、高く聳(そび)え立つ明徳の牙城を崩してほしいです。

 そして、波に乗り、ミラクル土佐の快進撃で決勝も勝って甲子園。平成最後の年に4連勝で大願成就といきたいものです。夏、燃えます。万難を排して、全試合、必死カッパの応援に繰り出しますからね~。甲子園にも行きますよ~。