立教が東大に雪辱

 立教大学が15-0で東京大学に雪辱し、昨日の完敗の悔しさを晴らしてくれました。野球エリート集団が、文武両道の英才野球集団に連敗では、立教野球部のOBの怒り心頭だったことでしょうから、応援する私もホッとしています。

 昔は、スポーツ推薦が無いのは東大と立教のみでした。一般入試で入学した、地方の公立校出身者と立教高校出身者が協力して野球部を守り、東京6大学の強豪に立ち向かっていましたが、いつも東大と最下位争いをしていました。それはそれでとても応援のし甲斐がありました。

 私たちの頃は、立教高出身の安蒜投手や米子東高出身の野口投手が活躍してくれて、まあまあ強かったので、立教勝利の喜びのシーンにもけっこう立ち会えて嬉しかったです。

 実はですね、東京6大学を志望した理由の最たるものは、「神宮球場で6大学の学生として応援席で野球を観戦したい」というもの。今思えば、愚かで恥ずかしい志望動機でありますが、それだけ野球が好きなのですね。

 さあ、明日は昨日シャットアウトを喫した宮台投手との再度の戦いです。1日しか空いていませんから、彼の左肩にはきっと疲労が残っていることでしょう。攻略し、打ち崩し、勝ち点を奪取して優勝戦線に残ってほしいです。大阪桐蔭高時代にスーパーサブとして春夏連覇に貢献した実績を持ち、6大学現役最多勝利数を誇る主将のエース・澤田投手の奮起も大いに期待するものです。

 今は昔と違って、野球の才能に溢れたアスリート軍団の立教に変わっているのですから、よもや東大に2敗することはないと思いたいのですが、今シーズンの東大の戦力は充実していてあなどれません。東京がもっと近ければ、ぜがひでも応援にはせ参じたいのですが…。