宮台投手の登板回避

 東大・浜田一志監督様の英断ですね。宮台投手の将来を勘案し、対立教3回戦での登板は回避。宮台投手のオーバーワークによる怪我や故障の可能性を考え、目先の1勝による勝ち点奪取という花を諦めてくれたように、立教応援サイドからは目に映ります。

 宮台投手は、なんといってもまだ3年生。まだ、3年秋、4年春、4年秋と登板の機会は数多く残っています。東大野球部悲願の、そしてミラクルの東京6大学野球リーグ戦初優勝という夢を達成させる可能性を最大限高めてくれる金の卵にして大黒柱の逸材。3年春の時点での酷使を避けるのは賢明なる戦略だと、私も考えます。

 試合は、8-2で立教大学が勝利し、かろうじて、東大から勝ち点を落として優勝戦線からの離脱、いや、脱落という事態は避けられました。野球エリート集団の立教野球部ですから、宮台投手抜きの東大ならば、勝利を収めることは確実なのは、昨日の第2戦の大勝からも容易に判断できました。

 しかし、宮台投手の登板があれば…、ひょっとして、1-2や0-2で敗戦の可能性があったことも、第1戦のシャットアウト敗戦からは想像できますが、「たられば」は言わないでおきましょう。

 勝ち点3でトップを走る明治大学や、勝ち点2の慶應義塾大学とのカードが残っており、両方から勝ち点を上げることができれば、逆転優勝の可能性もあるので、来週も再来週もネットでの試合途中経過チェックにも熱が入ります。

 行け~立教健児~、立教~セントポール~おお~我が母校~。