県体・土佐高は高知中央高と対戦

 東京6大学野球の話題でひっとり盛り上がっていますが、高校野球もいよいよ総決算の夏の選手権大会県予選の開幕の日もだんだんと近づいてきており、土佐高の戦力アップぶりがとても気になっています。

 夏の大会の前哨戦として、県体があり、土佐高は高知中央高との対戦となっています。

 ○5月21日(土)午前9:00~ 東部球場

 今から実に楽しみです。夏の甲子園出場をかけた選手権前の各チームの現時点での仕上がりぶりを確認でき、夏を占うことのできる興味深い試合が繰り広げられることでしょう。甲子園がかかっていないため、レギュラー準レギュラーを色々と入れ替えながら、実戦での力の発揮でき具合を確かめることができるのが県体の特徴です。土佐高にもできるだけ上位に勝ち上がってもらって、たくさんの選手に経験を積ませて、自信をもってほしいと願います。

 さて、高知中央高との対戦と言えば、昨年夏の準々決勝での激戦を懐かしく思い出します。優勝候補の高知中央高に対して、逆転、また逆転で競り勝った土佐高の戦いぶりに熱狂したものです。

 プロ野球にドラフト指名された素質十分の投手を9回に攻略して、敗色濃厚の試合をひっくり返した粘り強く、執念を感じさせる試合でした。この勝利が、新チームに勇気と希望と新人戦でのシード権をプレゼントしてくれたことが、四国大会出場、ベスト4進出の快進撃、そして、春の甲子園出場の栄誉を勝ち取れた要因となったことは記憶に新しいです。

 実は、私は昨年春の四国大会に出場して準決勝戦まで勝ち上がった高知中央高を、愛媛は松山の坊ちゃんスタジアムまで応援に出掛けていたのです。新人戦と春季四国大会県予選で優勝していた高知中央高は、夏の甲子園を狙える優勝候補の一つですから、高知県勢の応援と夏の土佐の好敵手としての偵察ももちろん兼ねていましたが…。

 愛媛・新田高校と接戦を演じましたが、惜しくも敗れてベスト4。そんな実績のある、格上と見られていた高知中央高を夏の本番で打ち破ってくれたのですから、これに勝る喜びと興奮はありませんでした。今でも、あの日の歓喜を思い出すと感激で胸が熱くなります。

 その因縁の相手との再びの対戦カードです。高知中央高も、意地と誇りにかけて、また、夏のシード権争いもあるので、本気で勝つモードで挑みかかってくることでしょう。今回は、高知中央高の方が挑戦者の立場にありますが、土佐高はけっして受けて立つ姿勢ではなく、同じようにチャレンジャーとして1回戦を戦って、勝利を収めてほしいと願います。

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 ※昨夏の高知中央高戦の観戦熱血レポート


http://8507.teacup.com/keita/bbs/7492