センバツ出場中村高校にちなんだ話題

 40年ぶりの春の選抜甲子園出場の栄誉を射止めた中村高校野球部。

 思い起こせば、40年前。あれよあれよという間に、決勝戦まで上り詰めた中村旋風をこぢゃんと懐かしく感じます。私も、その時は同じ高校生で、テレビ中継で興奮し、感動し、翌朝の高知新聞の中村高の躍進の記事を切り取っては、スクラップに貼ったものです。それは、今でも大切に保管しています。

 中村高校関係者の方々の中で、もし、閲覧をご希望の方がおられましたら、お見せするにやぶさかではありません。

 あの大会では、山沖投手の投球ぶりは大会の花で、優勝候補の天理高校の強打者・鈴木康友選手と真っ向勝負をして、三振に切り取った雄姿が脳裏に焼き付いています。あの頃の中村高校は強くて、前年の美口投手や甲子園準優勝投手となった山沖投手に、我らが土佐高校も随分と手こずり苦しめられたものです。

 土佐高校は、昨年、春の選抜大会に一般枠の選考で出場できましたが、実は、一昨年の秋の四国大会高知県予選2回戦で、あわや敗戦、しかも、コールド負けの危機にあり、それを見事跳ね返しての躍進だったことを思い出しました。

 http://blogs.yahoo.co.jp/kururin_2391/17679462.html

 勝ち抜いていけるかどうかは、選手たちの頑張りはもちろんですが、監督さんの采配が大きくものを言い、また、「運」も大切だとつくづく感じます。

 もし、あの試合、中村高校の投手交代がなければ、そのまま土佐高に勝利を収め、勢いに乗って、土佐高の代わりに四国大会まで勝ち上がり、四国大会でも活躍して、1年前に春の選抜に出場していた可能性が大きかったと、私は強く思うのです。