大阪豊中・蛍池球場にて

 大阪豊中蛍池球場にて、東京6大学野球秋季リーグ戦を堪能しました。大阪で東京とは、これいかに。

 ネット環境の整っている三女の女子専用マンション。男子禁制ですが、大家さんに「父親は入室してよろしおます」の許可を得て、大学野球三昧の子どもの日を過ごしました。

 般若嫁様には、単独行動を強く勧め、梅田やミナミへ電車で買い物に行ってもらいました。三女は大学の友人とお出掛け。ひとりアパートに残り、神宮球場にいるかのような雰囲気で立教大学VS慶應義塾大学東京大学VS早稲田大学の2試合をフルで観戦。日がな一日大学野球観戦の野球好きにはたまらない子どもの日を過ごすことができました。

 東京6大学野球昨年の秋季優勝の慶應義塾は、昨秋から10連勝。今シーズンも4勝負けなしで絶好調。昨春優勝の立教も、今シーズンは強敵の早稲田大学・法政大学を相手に4勝1引き分け。勝ち点2同士の勝負は、1点差の際どい勝負となりました。

 今シーズンの立教は、リードした試合の9回表に攻め込まれ、1点差で辛うじて逃げ切る試合が多いですが、今日の試合もまさにそうでした。3-0と楽勝ペースの試合運びでしたが、8回までシャットアウトしていた全体エースの田中投手を下げ、1年生の川端投手にスイッチ。すると、慶應にしぶとく粘られ、3-2まで攻められ、2死2・3塁の1打逆転の大ピンチ。

 息がしにくくなるほどの緊張感に包まれましたが、リリーフエースの中川投手が踏ん張ってくれて、なんとかしのぎ切り、ぎりぎりの勝負を勝ち切ってくれました。これで、引き分けを挟んで5連勝。

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  明日・明後日で1つ勝つつもりで、リラックスして慶應第2戦に臨んでほしいものです。明日は、どこでどうやって観戦するべきか。帰宅しなければならないので、どういう試合観戦の段取りにしようか思案中です。

 午後1時を過ぎても試合が続いていたので、昼飯抜きにしていましたが、試合終了後、蛍池駅近くのマンションを出て、駅前のコープビルにお買い物に出掛け、煮物と揚げ物と発泡酒と酎ハイを買い込んできて、1人乾杯。立教の勝利を祝いました。

 コープのビルの3階には書店があり、立ち読みに寄ると、ベースボールマガジン社の「大学野球物語」がスポーツ誌コーナーに置いてあったので、立教勝利のハイテンションの勢いで購入。1030円もするので、普段は絶対に買わないのですが、旅先では気が緩んで財布のひもが緩んでいるのにくわえて、立教大学の好ゲームの興奮冷めやらぬままの気分で、衝動買いしてしまいました。

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  この雑誌で、東京6大学野球以外のチームや選手のことや各大学の歴史や伝統や活躍を勉強し、今度野球専門家の門田隆将さんとの野球オタク談義の際に役立てたいと目論んでおります。

 第2試合の東大・早稲田戦までのインターバルを利用して、撮り鉄に変身し、蛍池駅内の踏み切り付近で、阪急宝塚線の渋い焦げ茶色の電車の撮影に励(ハゲ)みます。落ち着いた雰囲気の昔風の電車の色合いが大いに気に入っています。

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  第2試合は基本的にどちらが勝っても構わないのですが、東大の監督は土佐高出身の浜田さんなので、一応東大を応援。進学校として有名な高校出身者ばかりの東大が、甲子園常連校の出身者が多い早稲田と互角の戦いをすることに驚き、感心させられます。

 惜しくも、9回裏に1点取られサヨナラ負け。しかし、私は缶酎ハイを飲みながら、めっちゃ楽しませてもらいました。

 明治神宮球場では、この後、遠征の広島カープがヤクルトと対戦します。プロ野球併用日だったので、東大は9回裏を抑えれば、引き分けに持ち込めたのですが、惜しかったですね。