今年の高知商は本当に強いです

 酷暑の中の高校野球観戦。今日は予定ではお休みで、明日の土佐・土佐戦に備えて体力を温存しておくはずでしたが…。

 1学期の終業式を無事迎え、夏休みに入った土曜日ということで、うちの般若嫁校長先生様が高知市の美容院に午前中から行くことになり、その運転手をおおせつかったのです。

 女性が美容院で過ごす時間はすこぶる長く、いつもは鏡川河畔で車中読書・昼寝やブックオフナニワ金融道を呼んだりして暇をつぶします。

 今日も午前10時半から2時間半ほどかかるというので、それならせっかくだからと3日連続で春野球場に赴きます。高知商-中村高の好試合と、追手前高-窪川・幡多農・清水連合の試合を観戦。

(※高知商応援席。控え部員さんと女生徒が一体となった大応援は、選手たちの士気を大いに鼓舞します。)
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 高知商の打線の破壊力たるや、おそるべし。中村の好投手・東君を早々と攻略し、5回で10安打7点。春季の大会決勝で、土佐投手陣が市商打線の集中砲火を浴び火達磨にされ、8回で18点とられたことが脳裡によみがえり、背筋が凍りました。糸を引くようなクリーンヒットの連続で、もし土佐が決勝に進んで高知商との対戦となっても、勝ち目は薄いとまで思え、甲子園出場が夢か幻のように霞んで見えてくるほどです。

 守備陣も守備範囲が広く、送球も安定。投手の北代君は、力をセーブして投げても強力中村打線を抑えていく実力の持ち主で、安定感は抜群。投・攻・守のバランスがハイレベルで揃った今年の高知商に、追手前高や高知高・岡豊高が勝ったとしたら、たいしたものです。

 今年は、明徳義塾高を破って甲子園出場するのは、高知商ではないだろうかと、一昨日から今日まで3日間春野球場に通い詰め、各チームの戦力と仕上がりぶりを目の当たりにした私の頭には、そんな未来予想図が描かれました。

 明徳義塾高の試合は、明日の第一試合で拝見し、高知商と比較できるのが楽しみです。

 土佐塾高-土佐高の試合は、準々決勝4試合の中では比較的戦力の劣る者同士の対戦となっていて、接戦の好試合が期待できます。4日連続の高校野球観戦など、これまでに経験がないだけに、いくら日頃から釣行(つりぎょう)で心身を鍛錬しているといえども、かなりきつくて、肉体疲労が蓄積しているので、極度の緊張も相まってぶっ倒れないように注意しなければなりません。

 般若嫁様とは午後2時に追手前高時計台前で午後2時に待ち合わせ。追手と連合の試合は、3回途中まで観て、早々に球場を後にし、帰り道、土佐塾高のグラウンドに寄って、練習風景を偵察して、鏡川河畔の公園の水道で水浴びして着がえ、美しくよみがえった嫁様の待つ時計台前に向かうのです。

(※立派な土佐塾高校グラウンド。塾中高創立30周年記念で作られたそうです。)
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 それにしても、美容室に支払う金額が7,000円近く。私なんか、娘にお風呂でチョッキンチョッキンチョッキンナ~してもらうので、無料。理容室にいくと、散髪してもらう髪がほとんどないのに3,000円なので、もったいなさ過ぎて、かなり前から、15年にもなるかな、もう床屋さんには行ったことがないのも、淋しい話ではあります。