高校野球熱も酷暑状態

 私の高校野球熱もこの夏は居様で、「酷暑」状態。

 今日で、4日連続での高校野球観戦で、もはや春野詣でとも言える球場通いとなっております。

 これにはですね、遠因があるんです。夏の高校野球選手権を甲子園に生で見る機会がこの夏には訪れるからです。

 甲子園球場のある兵庫県西宮市にほど近い、大阪府豊中市に三女がこの春から住みだし、そこを根城にしての甲子園球場通いをお盆休みの楽しみとしているからです。

 記念すべき第100回大会に、足繁く甲子園に通えるだなんて、なんてラッキーなんでしょうか。

 三女の「カボちゃん」さんが受験勉強を頑張り、高校入学当時から思い描いていた夢を現実のものとしてくれたからこそであり、感謝するばかり。目標の大阪大学に合格してくれ、法学部のある石橋キャンパスに近い「蛍池(ほたるがいけ)」に住まいを構えてくれたことで実現する甲子園三昧。

 「カボちゃん」さんは私に高校野球の運気を運んでくれ、同級生のY川周君の時代には、実力での一般選考の春のセンバツ出場を土佐高が果たしてくれたりして、親子で土佐高野球盛り上がりすることができました。本番では、前回出場時の浦和学院高に続いての最強の大阪桐蔭高のくじを引き、ボロ負けを喫しましたが、大いに楽しませてもらえました。

 さあ、今日は土佐高の準々決勝。夏の甲子園に土佐高の応援に是が非でも行きたいので、今日の第二戦にも快勝して、優勝候補の筆頭である明徳義塾高への挑戦権を獲得してほしいと願います。いや、高知工高さんに明徳を打ち破ってもらえれば最高ですね。

 ちなみに、先日、勝利した高知工の皆さんが、次戦のために春野球場のグラウンド整備をする姿に驚き感動しました。整然とした動きでテキパキと、一糸乱れぬ連携で、素早く、丁寧にグラウンドをならしてくれました。その動きはまるで鍛え抜かれた劇団の様。

 それを眺めていた観客たちは、私も含めて大いに感心させられ、野球だけではない、道徳教育や人生修行の教えを垣間見て心を揺さぶられ、観客席からは自然発生的に感謝と感動の拍手が広がっていきました。

 この夏、素晴らしいシーンを見させていただきました。高知工高の皆様、ありがとうございました。