12年ぶりに甲子園で高知商を応援

 12年ぶり23回目の出場で甲子園に復活の高知商

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 実は、前の出場時には、我が家は、家族全員で甲子園球場高知商の応援で訪れているのです。

 思い起こせば12年前。2006年8月12日の2回戦・第3試合・鹿児島工との対戦で、惜しくも2-3で惜敗。次の第4試合は、早稲田実大阪桐蔭高の対戦で、これも試合途中まで観戦しました。

 毎年、お盆休みには家族旅行をしていて、この年の夏は京都が訪問地でした。今なら、行く途中で、神戸辺りに駐車して阪神電車で甲子園入りするのですが、その頃はそのような賢い知恵が働かず、まず京都入りしてから、地下鉄や阪急電車を利用して大阪に戻り、梅田で阪神電車に乗り換えて、大急ぎで甲子園入りしたことを懐かしく思い出します。

 東名高速道路を走って京都に向かう途中、お盆の渋滞に巻き込まれて、カーラジオで前の試合を聞きながら、間に合わんかもしれん…とやきもきしたことをおぼえています。ぎりぎりで間に合いましたが、第4試合に地元大阪の大阪桐蔭高は登場することもあり、球場は満杯。内野席やアルプス席のチケットはすでに売り切れで入れませんでした。

 仕方なく、レフト方向の外野席に向かい、かろうじて席を確保。観客は続々と集まり、試合途中からは外野も満席になり、遅れて訪れたファンは全員、係員に入場を制されて、最下段の通路を甲子園の雰囲気を味わうために歩かせてもらった後、球場外へと誘導されて退場していました。

 その年の高知商は、1回戦は8月6日の試合で、北海道の白樺学園高に10-7と打ち勝って、我々のお盆休み家族旅行での甲子園高知商応援を実現させてくれました。

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 今年の第100回記念大会は、8月5日開幕。お盆休みは、11日ですから、何としても1回戦は突破してもらわねば、応援に駆け付けることが出来なくなります。3日が抽選日なので、対戦相手はこぢゃんと気掛かりです。東京・神奈川・大阪などの都市周辺のチームが近頃はとても強いので、くじ運良く、中堅どころの実力の高校との対戦を引き当ててほしいものです。

 前の応援時の鹿児島工戦は、勝てそうな試合を惜しくも落としたので、勝利の校歌を聞くことができませんでした。今回は、是歩とも甲子園で、「鵬程万里果てもなく~」を声高らかに選手や応援団の皆様とともに歌い上げたいと切望しています。

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 ちなみに、次の試合の早稲田実大阪桐蔭高は、ハンカチ王子斎藤佑樹投手と高2の中田翔選手の対戦。145㎞の速球と鋭く曲がるスライダーで斎藤投手が中田選手を三振に切っているなど、大阪桐蔭をぴしゃりと抑え、打線も爆発で10-2と大勝。

 早稲田実は、決勝まで勝ち上がり、マー君こと田中将大投手と引き分け再試合の激闘の末、優勝を遂げた印象深い大会となって、私の記憶に刻まれています。思えば、こんなものすごい試合に立ち会えたことも、高校野球ファンとして超ラッキーだったのですね。

 東京6大学出身者として早稲田実の応援をしましたが、聞き慣れたコンバットマーチの本物や紺碧の空が甲子園の銀傘にこだましたのが、とても懐かしく、甲子園で神宮球場の雰囲気を脳裏によみがえらせてもらえて、とても不思議な気分でした。