まもなく新人戦が始まります

 高校野球甲子園は、明日が決勝戦。三女が住んでいる大阪府豊中市つながりで、大阪の履正社高を応援しようと思いますが、世間的には石川県の星稜高贔屓のファンが多いことでしょう。

 甲子園が終わると、高校野球ファンとしては一抹の寂しさを覚えるものですが、いやなに、すぐに新チームのスタートするフレッシュな大会があり、寂しさをまぎらわすには十分です。第63回高知県選抜大会(新人戦)が、金曜日、8月23日に高知球場で開幕するのです。

 土佐高も出場していて、1回戦は高知東工高との対戦です。24日(土)の第2試合。午前10時20分試合開始予定なのですが、ぼっちり第1試合に檮原高が登場して岡豊高と戦うので、その試合も応援するべく、午前8時には球場入りします。

 檮原高の新チームのエースピッチャーが、塾OBの○川君なのです。高知中出身の檮原期待の星です。「背番号1を取った」という情報は、先ごろの県中学野球選手大会に出場している朝ケ丘中の塾生たちの応援に、伊野の天王球場に訪れた際に、同じ朝中出身で投手だった現須崎総合高野球部の○来君とネット裏で会った時に教えてもらったのです。

 夏の県予選でも、1年生にしてすでに背番号をもらっていた○君は、高知中央高戦では、ブルペンで投球練習をしていました。もちろん、近くまで寄っていき、声を掛け、頑張りよと発破をかけましたが、登板の機会はありませんでした。ですから、公式戦デビューは今度の新人戦。楽しみでたまりません。

 全国を制した高知中野球部の準エースだったそうですから、素質は十分。エースだった○木投手(高知学園)と投げ合い、勝つことが目標と在塾時には語ってくれました。それが実現して、甲子園に檮原高を導いてくれたら嬉しいです。

 今度の岡豊高戦では、私も必死の応援をしますが、問題なのは勝った場合、東工高に勝つであろう土佐高との準々決勝となること。秋季四国大会高知県予選のシード権のかかった試合となるので、どちらを応援すればよいのか、本当に迷わせられます。

 嬉しい悩みですが、まずはどちらもが初戦突破してくれなければ、絵に描いた餅、獲らぬ狸の皮算用となるので、是非とも双方が勝ち上がってくれて悩ましい対戦を楽しませてもらいたいと願います。